大阪初フェリー(往路)

長崎半島から西に約4.5km、三菱石炭紅葉(株)の主力炭鉱があった高島から南西に約2.5km、長崎港から南西に約19kmの沖合に位置する「端島」。
端島は、南北に約480m、東西に約160m、周囲約1,200mという小さな海底炭鉱の島で、岸壁が島全体を囲い高層鉄筋アパートが立ち並ぶその外観が軍艦「土佐」に似ている事から「軍艦島」と呼ばれるようになった。
今回は長崎初訪問はもちろんの事、この魅惑の島への上陸までのレポートをします。

初めての船旅にワクワク

名門大洋フェリー以前から気になっていた軍艦島。世界遺産になるかどうか、建物が崩れてしまうだとか噂されていたのでどうしても行ってみたかった。
そんな矢先に大阪港発の軍艦島ツーアを発見。シティライントラベルという船旅専門の会社の『昔日の面影を求めて「軍艦島」へ』と言うツアー。
船中二泊三日の相部屋ベッドで往復のフェリー代、新門司港~長崎までの往復高速バス代、軍艦島クルーズ代・上陸代含めて19,000円詳細の行程はこちら
長崎での自由時間は約3時間のいわゆる弾丸ツアーですが目的が軍艦島の写真を撮る事なのでこれはお得だという事で会社の後輩と2人で行ってきた。

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快適なフェリー

16:00に大阪南港を出発した名門大洋フェリー。往路(1便就航船)は「フェリー大阪」でやや古め。新門司港到着5:30までをこの船で過ごす。とは言え殆ど寝るだけですが・・・
乗船したらまずは部屋へ。船内にはエントランスやTVラウンジ、レストラン、展望浴室がある。お風呂は無料でレストランはバイキングで1,550円ですが今回のツアー参加者は1,000円になる。

P1100960.JPG部屋入口

部屋入口にツアー名が
張り出されてます

P1100953.JPGTVラウンジ

ここで飲み食い可能です

P1100950.JPG売店

価格はさほど高くないです

P1100948.JPGレストラン

夕食・昼食はこちらで

明石大橋と夕日1時間ほど進むと明石大橋へ。今回のポイントは軍艦島に上陸できるか否か。。。
ツアコンによると上陸率は3割だとか。こんな綺麗な夕日なら明日は恐らく大丈夫だろう、と願う。
夕日と明石大橋のコラボレーションを眺めてから夕食へ。出発してすぐにレストランは空いていたが混んでいたのでとりあえずデッキに出たりと船内散策。
バイキング
船内をウロウロしてレストランへ行くと人も少なくなり席もいくつか空いていた。料理はバイキングなので好きな料理を持ってきていただきます。もちろんビールは外せませんが生ビールはやはり高いので売店の缶ビールを持ち込みます(持ち込みOK)。


数本ビールを空けて2時間ほどしたら引き上げる。後輩がお風呂に入りに行ったら入る気がなくなった(汚かったのかな?)という事でまだ21時頃でしたがそのまま就寝。とは言えあまりにも早すぎて眠れない。しかも振動が気になる。夜中に何度も目が覚めてそうこうしているうちに新門司港に到着した。

P1100955.JPG相部屋のベッド

ひと部屋8人ですが
今回は4人で利用

P1100958.JPGベッド

思ったより快適
電源も付いてるので安心

P1100959.JPGスリッパも付属

このスリッパで船内を
歩けます